一人前の警察官になるまで

警察官になった後,刑事や交通など希望の部署へ行く方法(基礎編)

みんな誰でも最初は交番勤務ですが,そこから希望部署に行く方法について書きます。 人気の部署,不人気の部署 警察には大きく分けて 総警務刑事生活安全地域交通警備 という部門があります。 この中で人気があったのは刑事や生安,地域のパトカーや白バ...
警察の組織

機動隊~いろいろ種類がある

機動隊といっても実はいろいろと種類があります。 警備部機動隊 都道府県警内の常設専門機動隊です。県機(けんき)って呼んでいました。身体能力に優れた人が多く,柔道や剣道の特練もここに所属しています。ケンカをしようとは思えない人たちばかりです。...
警察の具体的な仕事

自転車泥棒を捕まえて書類送致する際の流れ(任意事件の処理例)

逮捕されずにいわゆる書類送検される場合の流れについて,自転車泥棒を例にして説明します。 被疑者(犯人)は成人男性,職務質問で防犯登録番号を照会したところ自転車が盗難品であることが判明し警察署へ任意同行,その後取調べで自供したものとします。 ...
その他

報道などでよく使われてるけど警察では決して使っていない用語について

報道ではよく使われているけど警察では使われない用語はけっこうあります。代表的なところでは「容疑者」「送検」「現場検証」「家宅捜索」などです。
その他

警察と怪談話

警察施設にお化けが出るらしいよって話はよくあります。が,こんな記事を書いておいて出鼻をくじくようで申し訳ないのですが,私は基本的に見える人ではないので特に見たことはありません。約15年勤務して1回だけ怖かったことがあるくらい。 警察署 変死...
一人前の警察官になるまで

鑑識になるには

刑事になる方法について。 基本的なやり方は下記記事を参照。 鑑識活動を積極的にする,資格を取る 交番で仕事をしていても鑑識活動をすることはたくさんあります。屋外窃盗や器物損壊などの発生もの(被疑者がわからないもの)には鑑識係は来ませんから,...
その他

警察無線について,中の人になって気付いたこと

警察官をしていたので警察無線は聞き放題でした。でも楽しくありませんでした。自分が対処しなければならないからです。一時期は無線の音が恐怖にすらなったことがあります。やはりSIGINTというのは他人事なので面白いのです。
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マイニングツール摘発と警察の検挙基準(グレーゾーン)について

マイニングツールの検挙について警察を責めるのは怒りの矛先が間違ってます。警察は法執行機関だから法律があって違反があれば検挙するだけです。文句があるなら法律を変えるべきじゃないですか?
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「サイバー警察に家宅捜索を受けた際の体験談」を読んで思ったこと~確かに警察は遅れてるけどちょっと誤解が多すぎるような気が

自宅の捜索を実際に受けられた方の記事を読んで感じたことを書きました。警察の捜索や基本捜査について書きました。警察のITスキルはかなり低く底上げが喫緊の課題です。
その他

警察とか突発事案待機系の仕事をしていると人知を超えた力を感じることがしばしばある

先日,こんな記事が。 これって警察でもあるあるです。 「今日はヒマですね」は禁句 暇なときに「今日は静かですね。」という趣旨の言葉は決して発してはなりません。特に交替間際になると,暇なせいもあってみんな言いたくてたまらなくなるのですが,我慢...