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警備警察とは

警察の組織

警備といっても警備員の仲間ではありません。

警備実施

皇族や総理大臣など国内外の要人が来たときなどに行う警備のことです。
ちなみに祭りやイベントでの警備は雑踏警備といいますが,これは警備部ではなく地域部が主管の仕事です。

大規模警備がある際はかなり前から計画が練られ,辞典かと思うような分厚い資料が作られますが,その割には抜けが多く現場がてんてこ舞いすることも珍しくありません。

災害

災害が発生したときの情報集約は警備がやっています。
ですから警報が発令されたりある程度の地震が起きると召集されます。

ちなみに警備以外の警察官でも,震度5強以上の地震が発生すると召集されるのを待つのではなく,参集(さんしゅう)といって自分から出署しないといけません。
私は幸いそういう経験をしたことがありませんでした。

機動隊

下記記事参照。

警護

いわゆるSPというやつです。
国務大臣とか党首など一定基準を満たした要人に張り付いて身辺警護にあたります。

要人(警護対象者)の一番近くにいる人は警視庁のSP(これが狭い意味でのSPです)が担当しており,このSPは対象者が地方へ行くときもずっとついてきます。
本当に24時間一緒に行動するので大変だと思います。

そしてSPの周辺や行先地の警戒などはそれぞれの管轄警察が警護に当たります。
私もその他のその他みたいな補助警護員をやったことがありますが,四六時中こんなことをするのは大変だと感じました。

公安や外事

公安や外事など警備で一番メインの部署です。
保秘の厳しい部署で部外者はもちろん同じ警察官でも何をやっているのか教えてくれません。
警察官同士でも警備の人には仕事の内容をあまり聞いてはいけないという不文律がありましたから,そもそも聞かないのですけどね。

他にも警備課は他の課と比べて入りにくい感じがありました。警察官でも。
入るといきなり書類を隠されたりするので感じはよくないですよね。仕方ないんでしょうけど。
ですから私も公安などが何をしているのかはよく知りませんが,彼らは彼らなりに大変なようです。

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