機動隊
機動隊のベースの服は別の記事で紹介したように出動服です。
参考記事~出動服
出動内容によってはその上に鎧みたいな防護装備をつけます。
これのことを完装(かんそう)って呼んでいました。語源は治安完全装備と聞いたことがありますが間違っているかも。

上記画像は新完装,通称ゴキブリ服と呼ばれているものです。
見た目は旧完装と比べてかっこいいですが,熱がこもって夏場が最悪なのだそうです。着たことがないので分かりませんが。
私のいた県では管区機動隊しか新完装は使っていませんでした。

旧完装は上記画像の昔からあるタイプですが,未だに現役です。
外見上ヘルメットとコテしかしてないように見えますが,服の中に防護衣をつけているので実はこれも重いし暑いです。
ちなみに背中には鉄板が入ってないので敵に背を向けることができません。
交通
交通は制服が他とちょっと違います。
普通の交通課員

- 帽子の白い覆い
- 警笛のひもが白ひもで長い
- 交通腕章
という出で立ちです。
地域警察官と違って基本的に活動服は着ません。
でも活動服の方が絶対に動きやすいので私は着ていました。
でもさすがに活動帽はかぶれませんでした。
県によっては交番の警察官も帽子に白覆いをしているところがありますね。
交通機動隊員や高速隊員
防寒服
この服は着たことがないのでよく分からないのですが,動きやすいのでしょうか?
あまりそういう風には見えないのですが。
高速隊はこの画像とヘルメットが違いますが服は同じです。
交機隊の人は服の下にプロテクターやエアバッグを付けているので夏は非常に暑そうです。
鑑識
県によっては制服に近いような作業服を着ているところもありますね。
私のいた県ではデカデカと「警察!」って書かれた作業着と無地の作業着があってどちらでもOKでした。
最初のうちは嬉しげにPOLICE入り作業服を着るんですが,そういう服を着ているとご飯を食べたりするのにいろいろと面倒なので,そのうち書かれていない作業着を着ることの方が多くなりました。
この作業着も鑑識などにいると支給されます。
これも昔は刑事生安なら年に1着もらえていたのですが,だんだんと支給対象が狭まっていき強行鑑識初捜など汚れ現場へ行く人しかもらえなくなりました。
参考記事~制服の支給
捜査員
刑事などの捜査員は私服なので何着てもいいです。
しかし知能犯係はスーツ着てネクタイ締めていますが,盗犯なんかはラフな服を着ていることが多いなど,係やその時の上司の雰囲気などによって服装の傾向も違ってきます。
刑事当直につくときは火事変死など汚れ現場に行くので作業服を着ている人が多いです。
たまにカジュアルな格好やスーツのままでいる猛者もいますが。
私服も昔はスーツ(安物ですが)を支給されていましたが,これもいつの間にかなくなってしまいました。
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