令状を使わない捜査です。
強制捜査と比べてこっちの方が圧倒的に多いです。
聞き込み
昔はこれが主体だったようですが, 近所付き合いが昔のように盛んではないこと等から,今はかなり比重が下がっています。
しかしそうは言ってもたまにはいい話も出てきますし,証拠が少ない事件はこれくらいしかすることがないこともあるので今後も消滅はしないでしょう。
照会
最近問題になっているやつです。
知能犯罪など事件の種類によっては照会ができないとほぼお手上げのものもあります。
尾行や張り込み
容疑者を尾行して実際の犯行現場を押さえたり,住居が分からない容疑者の家を調べたり,これもよくやります。
ただ刑事の尾行張り込みはヘタクソなので,警備部の人のように上手ではありません。
張り込みなどは人間がずっとやると辛いし途中で居眠りなんかして不確実なので,カメラなども使ったりします。
取調べ
逮捕した被疑者の取調べは強制捜査の一部ですが,任意で取り調べることもたくさんあります。
被害者や参考人の取調べもそうですし。
裏付け
取調べやいろんな捜査で分かったことについて,それが本当のことなのかどうかを調べることです。
例えばAさんという人が「犯人は甲ですよ。なぜなら@@@だから。」って言った場合,鵜呑みにはできません。嘘や勘違いかもしれないですから。
なので,Aさんが言った「@@@」という内容を証明するための証拠を集めます。
裏付けがあればあるだけ事実は盤石になるので強いですが,裏が取れないようなものも多々あり,立件に苦労することもあります。
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