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警察の仕事に適した靴とは

その他

警察の仕事を考えると,靴って重要です。
靴には一時期けっこうこだわっていました。

参考記事

求められる性能

一応官給品もあるんですが,予想に違わず安物であんまりよろしくありません。
内勤ならいいのですが,現場に行くにはかなり役不足です。

現場の活動は暑い日もあれば寒い日もあり,大雨の日などもあってなかなか使用環境は過酷です。行く先も普通の路面から油まみれの中華料理店とか工場とかゴミ屋敷とか様々。

また追いかけたりなんだりでけっこう走ることもあるので,走れる靴の方が楽です。

なので過酷な環境に対応できて走るのにいい靴,が基本的に求められる性能であります。
あと制服の場合はカラフルなスニーカーを履いていたら怒られるので,黒じゃないとダメです。
でも黒ならほぼOKだったので,その辺は柔軟性があってよかったです。

その点私服の警察官は服に合う範囲でなんでも履けます。

蒸れないこと

夏は靴が蒸れるのが嫌でした,官品はこの点最悪。
24時間勤務とかだと余計にそう思います。

真夏に前夜勤務を終えて(午前2時),勤務開始から17時間以上が経過した足は,犯罪ものです。古い交番などシャワーがない施設だと本当に最悪でした。

なので夏場はスケスケの,半分サンダルみたいな靴を履いててりしてました。

これの黒バージョンみたいなやつとか。
できるだけスケスケで,一見すると普通の靴っぽく見えるヤツを。
でもさすがに外に履いていく勇気はありませんでした。
交番の中だけ。それだけでもだいぶ違うのですけどね。

脱ぎ履きしやすいこと

人の家に上がったりなんだりで靴を脱いだり履いたりすることが多く,手を使わずに履ける靴を重宝していました。
蒸れ防止にもこまめな脱着が不可欠です。

上記のサンダルもどきはかかとが踏めるようになっているものが多くて,脱着が楽なところもよいです。

救急隊員も同様に履いたり脱いだりが多いので,下記のような靴が売られています。

私も実際これを使ってみたのですが,確かに脱ぎ履きしやすいですし,グリップも効いていていいのですが,靴の画像を見て想像できるように,死ぬほど蒸れるのですぐやめました。
蒸れない工夫をしたらけっこういいものになるのではないかと思うのですがね。

走りやすいこと

現場へ行くときとか悪い人を追っかけるときなんかに走ることはけっこうあるので,走りやすいものがいいです。
あと軽い方がよいですね。

防水性があること

雨の日に延々外で活動することもあるので,防水性があった方がいいです。
ザーザー降りのときは,あきらめてゴム長をはいていました。

しかしゴム長は防水性はピカイチですが,今まで挙げた性能は何一つ備えていません。
蒸れるし走れないし脱着しにくいし・・・
ただ,上記の性能に防水性を加えるとなるとゴアテックスしかないですよね。

ゴアテックスのトレランシューズみたいなのがいいんでしょうけど,そんなよいものを仕事には使いたくない気もする。

安全性

労災現場や出店荒しに遭った中華料理店など床が油でヌタヌタのところへ行くこともあり,グリップ性も必要です。

安全靴的な性能もあった方がいいんでしょうが,そこまでの必要性は感じませんでした。
そういう現場に行くときには,私は警備靴(編上靴)に履き替えていました。

足の臭い対策

まとめ

消防や救急隊員向けの靴は売られているのに警察官向けの靴ってありません。
今言ったことを兼ねそろえた

  • 蒸れない
  • 脱着しやすい
  • グリップが効く
  • 走りやすい
  • 私服用の普通のスニーカー風のものと黒色の制服用があればなおよい

とか

  • 消防用の靴から防火性を除いた靴(火が出ている中には警察は行かないので)

といったものを売れば,けっこう売れるのではないかと思うんですけどね。

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