PR

警察用語集(さ行)

警察用語

三機(さんき)

一応集めましたって感じのロートル部隊。警視庁の第三機動隊とはまったく異なる。

参集(さんしゅう)

召集されるのを待たずに自分から出署すること。

志願兵(しがんへい)

自ら望んで刑務所に入ろうとする人々。万引きをした後わざと捕まるなど。寒くなると増える。警察にとっては大迷惑。

事故捜(じこそう)

交通事故捜査係のこと。

実況見分(じっきょうけんぶん)

いわゆる「現場検証」のこと。任意で行うが令状を取って同様のことをする場合は「検証」(現場検証とは決して言わない)。

シャブ関(しゃぶかん)

覚せい剤愛好家のこと。

シャンプーハット

制帽の上に雨よけでかぶせる雨覆いのこと。形的にはどうみてもシャワーキャップに近いがなぜかシャンプーハットと呼ばれることが多い。

拾得(しゅうとく)

物を拾うこと。(対義語:遺失)

受監(じゅかん)

監察を受けること。針のむしろと同義。

術科(じゅつか)

柔剣道,逮捕術,けん銃,点検教練など体を動かす系の科目。

受令機(じゅれいき)

県内系を受信できる携帯ラジオ。お巡りさんがつけているイヤホンがそれ。

巡連(じゅんれん)

巡回連絡のこと。

召集(しょうしゅう)

=呼出し

召集訓練(しょうしゅうくんれん)

幹部が優しいと伝達訓練ですむが,厳しいと実際に署まで出頭する召集訓練になる。
さらに幹部がアレになると夜中に実施したりするので迷惑この上ない。

少年(しょうねん)

20歳未満の人。女でも少女とは言わず少年。

少年簡易(しょうねんかんい)

少年を立件する際に使う書式。成人でいう微罪処分のようなもの。

署活系(しょかつけい)

制服警察官が身につけている無線機。自分の警察署や他の署員と通話できる。

職員(しょくいん)

警察職員のこと。

職質(しょくしつ)

職務質問のこと。

所属(しょぞく)

署や本部の課や隊などのこと。

初任科(しょにんか)

警察官に採用されて最初に警察学校でいろいろと仕込まれる課程。大卒6か月高卒10か月の監禁全寮生活。

初任補修科(しょにんほしゅうか)

初任科を卒業後,交番等で実習を積んで再度警察学校に入校して勉強すること。昔の初任総合科,もっと昔は現任補修科。

初捜(しょそう)

初動捜査のこと。刑事当直のことを初捜と呼ぶことも。

初動捜査(しょどうそうさ)

事件が発生したときにとりあえずすぐにやらなければならない捜査。

自ら(じら)

自動車警ら隊のこと。「みずから」ではない。

身上(しんじょう)

①被疑者などの人定を特定するために戸籍を照会すること。身上照会。
②被疑者の生い立ちや経歴を供述調書にすること。身上調書。

人定(じんてい)

人を特定するための事項。住居,職業,氏名,生年月日,連絡先など。(例:(現場で相勤者に対して)「あの目撃者の人定取っておいて。」)

随監(ずいかん)

随時監察のこと。悪魔の使者。

スーパー巡査長(すーぱーじゅんさちょう)

巡査(長)なのに著しく実務能力の高い人のこと。

生安(せいあん)

生活安全のこと。

専務(せんむ)

刑事や交通,生活安全など一つの分野を専門にやっている部署のこと。内勤ともいう。

前夜(ぜんや)

三交替勤務の当番日に,21時~2時に仕事をして2時~7時に寝る勤務。遅く寝るから遅寝とも言う。(対義語:後夜)

捜索(そうさく)

捜索令状による捜索のこと。家屋を捜索しても「家宅捜索」とは決して言わない。
なお人を探したりする意味での捜索については,警察では検索ということが多い。

捜査用車(そうさようしゃ)

捜査部門が使っている車両。一般人がイメージする覆面パトカーにかなりカブる。ちなみに警察官がイメージする覆面パトカーは,交通取締用などのパトライトが屋根からパカッと出てくるタイプの車両。

送致(そうち)

検察庁に送ること。いわゆる「送検」。逮捕して被疑者ごと送致する場合は「身柄付送致(みがらつきそうち)」,任意捜査で書類だけ送致する場合は「書類送致」(書類送検とは言わない)。

側乗(そくじょう)

警察車両で助手席に乗っている人のこと。事故を起こしたときは運転者だけではなく側乗も責任を問われることが多いので,安全確認や後方誘導をサボってはいけない。

足跡(そくせき)

「あしあと」とは言わない。器具こんや手袋こんなどと合わせて足こん跡(そっこんせき)ともいう。

コメント